1.売上高
右図は、商圏内の営業担当者がかでんかわら版を、6年間にわたって、お客様に配付を続け、成果として手にした新規客による売上高を表示したものです。かでんかわら版の配布量は「800枚(世帯)×4営業担当者(人)×12ケ月=38,400枚」になります。新規客の売上高推移は、6年間「年平均成長率18.0%」と高い伸びを示しています。かでんかわら版による店舗認知度が高まり、購入経験客が増加。これは、地域家電店の商いの正攻法である農耕型顧客づくりの、ひとつの成功事例といえます。
2.費用対効果
右図は、かでんかわら版の売上高に対する販促費率です。平成22年の売上高に対して販促費は「3.2%」と、高いコストパフォーマンスを得ています。というのは、新規客づくりの販促は、通常売上対比10%と販促費が嵩むものだからです。平成25年度は売上高6,369千円で、販促費は2.3%となり、6年間合計の販促費は「2.3%」を維持しています。かでんかわら版は、商圏内へのブランド浸透効果が高く、新規客づくり販促施策の有効な手法といえます。